無題

ふと思い、サファイアで眠っていたメインを掘り起こす。

プリリンの帽子にマント付きの服。
それだけのファッション装備。無論、無課金。

当時は浮かれてて楽しかったね。
ギルドの人と知り合って、わいわいがやがや。
到底届かない高レベルのギルメンの人にクエストこなしを手伝ってもらったり。
チャットも十分楽しんで
マスターの結婚式も見たっけ。重かったけどっ

そんな楽しかったあの頃の面影は無く。
皆、引退してギルドは崩れていた。

あぁ、あの頃には戻れないのかと思いつつ一人龍京の建物の屋根で黄昏てたり。
龍京都市のBGMがやけに心に響く。







L「自分はどう生きれば良いのだろうか、ねぇ？」
ピヨテキーラ「……」
L「ふむ、さすらい続けるのもありなのかもしれんね」


何というべきか、自分は例えゲーム内でも大切にしたい絆ってのはそこにあって、その大切さは現実の絆と同等、もしくは少し低い程度なのよね。

それが無くなったり失ったりした時は、例えゲームの中であっても凄く悲しい。
皆がそう思わなくとも、自分はとっても大事。譲れない。

まぁ、それがあるから中々止められない、ってのもネットの怖さだよね。