小町のマテスナ記 その2

中の人「へぇー・・・案外小町も出来るんだなー・・・」

小町「ダ　レ　ノ　ニ　ッ　キ　ヲ　ミ　テ　イ　ル　ン　ダ　？」

中の人「（ﾋﾞｸｯ）」

小町「かくごぉ！」

ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧｧ･･･


パルスィ「私の出番がない・・・」

慧音「これが次の的だ。」
小町「本格的な的って感じだねぇ」
慧音「中央を狙って当てて見ろ。」
小町「ふむ。」




小町「んー・・・当てにくいね。」
慧音「照準のブレは同じパターンだ。よく見て撃つんだ。」
小町「あいよー」






小町「あぁ、もう少しだったのに・・・」
慧音「大体の事は言い終えた。後は息を止めて狙う等の工夫と己の技術だ。」
小町「ですよねー・・・」


小町「息を止めて狙ってみよう。」
小町「んっ」
小町「・・・・・・・・・・・」
慧音「・・・・・」
小町「・・・・・・・・・・・・・・・っ」

小町「ぷはぁーーっ」
慧音「・・・。」
小町「いつもよりブレるっ！？えぇぃーっ」

慧音「当然の事だが、息を止めすぎると息切れする。程ほどにな・・・。」
小町「それを早く言っておくれよ・・・」
慧音「言わずともがな、なんだがな・・・」


小町「うーん、幾らあたいでもあれは無理だよ。なんかコツはない？」
慧音「とにかく落ち着いて、ブレののパターンを把握するんだ。」
小町「なるほどねぇ、ちょいと見てみるよ。」

～30分後～

小町「・・・よし。今だ・・・！」






慧音「おぉ、やったな！」
小町「よしっ」


慧音「次は二つ。」
小町「一度慣れてしまえば楽だねぇ。」

小町「ブレのパターンを読めたら息止める必要もないさっ」





小町「ほぅれ、楽だねぇ。」







小町「ほっ」
慧音「図に乗ってると・・・」







小町「あっ」
慧音「言わんこっちゃない。常に冷静に、常に緊張感を持って。」
小町「あたいとした事が失敗したねぇ」



～

慧音「よし。これがラストだ。と言っても・・・」



小町「最初のドラム缶より大きいじゃない。」
慧音「まぁな。一つ派手に爆破してやれ。」
小町「ほいよー」






小町「おーデカい爆発音だこと。」








慧音「これで今回の課外授業は終了だ。」
小町「んーっ。やっと肩の力を抜けるねぇー」
慧音「ご苦労さんだ。各自休憩を取ると良い。」





小町「じゃ、今度こそゆっくりのんびりするかねぇー・・・」

???「こら！小町！何サボってるの！」
小町「きゃん！」
???「まだ仕事は終わってないのですよ？さぁ、早く仕事場に戻りなさい！」
小町「あんまりだー」



～～

中の人「(´・ω・)=зﾌｩｰ･･･途中で小町の邪魔が入ったけど何とか読めた・・・」
中の人「それにしても小町のやつ、よく慧音の授業についていけたなー・・・σ(・ω・*)にはとてもじゃないが無理・・・」
小町「結局全部読んだのね・・・」
中の人「やぁ。結局全部読んじゃった。」
小町「それじゃ、これは没収。」
中の人「あー・・・まだ全部続き読んでないのにぃ」
小町「（ぎろっ）」
中の人「是非お返しします、いえさせて下さい。」
小町「それで宜しい。じゃねー」

中の人「・・・ちぇーっ」



パルスィ「あら？何だろこの本・・・」




続く・・・かもね